明治中期
日本赤十字社の看護衣。日本赤十字社における看護衣の始まりは、1889年(明治22年)(看護婦養成規則の中に看護衣着用の規定あり)、明治23年のトルコ軍沈没事故救護時の写真では洋装が確認されている。写真のものは1910年(明治43年)日本赤十字社制定の看護衣。規定には「身丈の長さは足関節、袖の長さは腕関節まで」「素材の地質は白キャラコ」とある。看護帽は両側面に8か所ずつひだをとり、16弁の菊花を形どったと言われている。(※2)
(※2)参考資料 日赤中央女子短大史研究会「日本赤十字看護教育のあゆみ」
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