詩集
いのちの力になりたい 7 堀口大學 詩集
堀口大學 詩集

いのちの力になりたい 7 堀口大學 詩集

ここに集められたのは、いってみれば人の心のオリジンであり、
サミットまで登りつめたことばの数々です。
堀口大學、日本文学に乾立する詩の巨塔。
幼くして亡くした母への純粋な心情。そして人、心、魂・・・
そこに流れているのは、ひたすらな人への愛とヒューマニズム。
それは私たちに、自身を見つめることを教えます。
自分を知る鏡のように、精神を次へと歩ませてくれます。
大學の詩集は、新しい日本詩の見本帖と評されたことがあります。
私たちからすれば、精神の見本帖といえるかもしれません。
また大學は「詩は一生の長い道」のことばの通り、生涯を通して詩の研鑽を続けました。
ナースもまた、長い道です。人が病に苦しむ限り続く、長い長い道。
大學の詩に心が動くならば、ものを見る目が変わる。
きっと、新しい日々が待っています。

2012.5.12 発行 イラスト・松本孝志

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