詩集
いのちの力になりたい 4 八木重吉 詩集
八木重吉 詩集

いのちの力になりたい 4 八木重吉 詩集

この一冊は、あなたのこころの浄水器になるかもしれません。
ここに集められたのは、八木重吉の詩。
時には悲しみや怒りが、あるいは自然との会話が、
また家族への想いが。素朴に、純粋にあらわされています。
決してことばを飾ることなく、極限までそぎ落とされた
簡潔な表現によって、本質に迫ろうとしているかのようです。
その真摯さは、読む者のこころを動かし
たとえ怒りや悲しみであっても、鎮まり、浄化されていきます。
重吉は詩集「秋の瞳」の序に次のように書いています。
 私は、友が無くては、耐へられぬのです。
 しかし、私には、ありません。
 この貧しい詩を、これを、読んで下さる方の胸へ捧げます。
 そして、私を、あなたの友にしてください。

重吉が願ったと同じように、ナガイレーベンも
あなたの友であり続けたい、と思います。
そして、このささやかな詩集を捧げます。

2009.5.12 発行 写真・石部拓

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