ナガイ白衣工業(生産システム・工場)物流センター
どこまで数値だけで、品質を高められるのだろう。
どこまでコンピュータ統合生産に人の手業、心を生かせるだろう。
生産グループ
経営、企画、生産。
高度に機能分化され、ネットワーク化が進むナガイレーベンの中にあって、この生産部門ではさらに機能分化とコンピュータ化が徹底されています。ナガイレーベン、ナガイ白衣工業、自社工場、協力工場を結んで、コンピューター総合生産、CAD/CAM システムがフル稼働しています。コンピュータ化の効用は、均一かつ高度な品質と効率向上。生きた品質をつくるのは、人。ナガイレーベングループ全体にかよう心のネットワークです。日本のホスピタルウェアの半数以上、年間600 万着におよぶハートのクオリティがここから誕生しています。
ナガイ白衣工業株式会社概要
1.会社の商号
ナガイ白衣工業株式会社(生産グループ本部)
https://www.nagaihakui.com/
2.会社の所在地
秋田県大仙市神宮寺字内大坪67 番地
TEL 0187-87-1155(代)
3.資本金 5,000 万円
4.株式の総数 1,000 株
5.会社の設立 平成3 年8 月20 日
6. 役員等の氏名
代表取締役社長 澤登 一郎
常務取締役(兼総務部長) 後藤 豊
取締役(生産管理部長兼物流部長) 佐藤 光男
取締役(品質管理部長) 田口 康之
取締役(製造部長兼企画部長) 佐々木義浩
取締役(非常勤) 山村 浩之
取締役(非常勤) 澤登 慎平
取締役(非常勤) 澤登 孝平
監査役(非常勤) 荻野 和孝
7.事業内容
白衣類の製造及び製品の委託出荷
8.工場及び物流センター
■本社/ カッティングセンター
秋田県大仙市神宮寺字内大坪67
■物流センター
秋田県大仙市神宮寺字大坪100 番地
■第2 物流センター
秋田県大仙市佐野町18 番19 号
■西日本物流センター
広島県東広島市志和流通1−63
9.生産工場
■ソーイングセンター
秋田県大仙市神宮寺字内大坪67−2
■南外工場
秋田県大仙市南外字赤平後野99 番地3
■ホワイトエース
秋田県仙北郡美郷町本堂城回字若林72
10.協力工場
13 工場
11.海外提携工場
インドネシア、中国、ベトナム
経歴
昭和44 年10 月 | ナガイ株式会社の生産会社として秋田県誘致工場の指定を受け、秋田県仙北郡南外村に資本金700 万円で設立。 |
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昭和45 年3月 | 社員16 名で操業開始。 |
同年7月 | 本社工場を増築。 |
昭和46 年11 月 | 大曲市若竹町に大曲工場を移転。 |
昭和47 年12 月 | 大曲工場隣接地に大曲第2 工場を開設。 |
昭和48 年10 月 | 製品センターを開設。 |
同年11 月 | 大曲市誘致企業の指定を受け、本店を南外村より大曲市に移転。 |
昭和54 年1月 | 大曲市若竹町に新本社工場を建築。大曲第1、大曲第2 工場を閉鎖、新社屋に移転。 |
同年6月 | 南栄繊維工業(株)解散により工場を継承、中仙工場とする。 |
昭和55 年9 月 | 本社工場にイートンシステム導入 |
昭和56 年12 月 | 中仙町長野に中仙工場を新築。工場を移転 |
昭和58 年8 月 | 本社工場にキャムスコ社製・アパレルコンピュータシステム導入。 |
昭和60 年9 月 | (株)ナガイホワイトエース、千畑町誘致企業として工場を新設。操業開始。 |
昭和61 年11 月 | 南外村赤平後野に南外工場を新設。工場を移転。 |
昭和63 年1月 | PC センターを新設。オートカッターシステム導入。 |
平成元年7 月 | (株)ナガイルミナース。秋田県誘致企業として工場を新設。ハイグレード商品生産工場として操業開始。 |
平成4 年9 月 | カッティングセンターを新設。 |
平成5 年5 月 | ジャカルタ事務所開設。 |
平成6 年1 月 | 物流センターを秋田県神岡町に新設。 |
平成8 年4 月 | オートカッターシステム増設。 |
平成10 年2 月 | カッティングセンターに新CAD システムを導入。 |
平成13 年9 月 | ナガイ白衣工業(株)本店を秋田県神岡町に移転。 |
平成14 年1 月 | (株)ナガイホワイト大曲を大曲市佐野町に移転。 |
平成15 年1 月 | 西日本物流センターを広島県東広島市に新築。 |
平成16 年3 月 | ISO9001 の認証取得 |
平成20 年8 月 | ルミナース工場を閉鎖 |
平成27 年3 月 | インドネシア駐在事務所をジャカルタからスマランに移設。 |
平成28 年9 月 | 平成28 年度障害者雇用優良事業所に選定され厚生労働大臣表彰を受賞 |
平成30 年 | ソーイングセンターを秋田県大仙市に新築。大曲工場及び中仙工場を統合し稼働。 |
生産管理部門
先端技術コントロール。
顧客の求めにダイレクト、リアルタイムで対応。
ナガイレーベンの生産システム
生産グループ本部のナガイ白衣工業株式会社本社(カッティングセンター)は、全国から集まったオーダーに対し、縫製指図、品質管理、技術指導、物流管理等、全体をコントロールしています。全生産量は、国内・海外を合わせると600万枚に及び、ナガイレーベンの商品の品質、安定供給、適時なデリバリーを全面的にバックアップしています。
ナガイ白衣工業本社/ カッティングセンター
企画・カッティング部門
多品種少量生産の要。
CAD/CAM の粋をつくすシステム。
ますます多品種少量生産が求められる中、パターン設計の負荷が高まっています。ナガイレーベンから伝送されたマスターパターン情報を、サイズ展開、工業パターン化、マーキングそしてカッティングへと、一日1万枚をカッティングする究極のクイックレスポンスを実現しています。
CAD
正確、効率がテーマ。延反、裁断
エアーテーブルの上に数十枚をまとめて延反・裁断します。エアーにより浮遊した布地は簡単に移動でき、作業を効率化しています。また自由自在に動く自動裁断機CAM により、わずかな狂いもなく裁断されます。このように、延反・裁断工程のいたる所で、作業の正確さと合理化が追求されています。
CAM(裁断工程)
縫製部門
品質と合理化の両立。
高効率化を追求する生産システム。
高品質を低コストで。これを達成するために考え得る条件を、ナガイ白衣工業はすべてを満たしています。効率的なプラン、実行する技術、設備、自信です。自社3 工場、国内協力工場13 社、海外協力工場の中国1 社、ベトナム2 社、インドネシア2 社により年間600万着の生産を支えています。年々多品種少量生産が求められる中、生産技術のIT 化により、クイックレスポンスを徹底。高品質とコスト低減を追求しています。もちろん人が中心、心の集団。ISO9001 認証取得はそれを証明しています。ナガイレーベンの基本はどの分野でも変わりません。
ソーイングセンター
ホワイトエース
南外工場
インドネシア協力工場
ベトナム協力工場
中国協力工場
縫製部門
品質は人は生む。積極的なQC活動。
品質管理ミーティング
品質、能率向上のためのQC活動
高生産性イートンシステム、業界初。
製品をパーツ毎に分解し、完全分業により縫製する近代化システムです。人為的作業時間を大幅に短縮。生産性の向上コスト低減に大きな力を発揮しています。
イートンシステム
着る人の立場で、厳格チェック。
縫製が完了すると一品、一品に厳格な検品が実施され、入念に検査されます。
仕上げ、最終検査
物流システム
物流は、品質の一つ。先端ITを活用した的確、迅速な物流システム。
国内、海外の工場から、毎日のように完成した製品が届けられます。
膨大な数の製品を効率的に管理してこそ、マーケティングの最終段階が完了。顧客のニーズを満たすことが出来ます。ナガイレーベンでは、一括して物流センターが管理しています。200万枚が格納できる自動倉庫、精度と効率が要求されるピッキングシステム等、スピーディーな納品体制を整えています。早く、的確に顧客にお届けする。それもまた製品の品質でもあるのです。
物流センター(秋田)
西日本物流センター(広島)
即納を常識にした物流センター
全国のナガイレーベンの取扱店から、営業本部や支店、営業所に、多種多様なオーダーが日々送られてきます。これらに効率よく対応しているのが、本社のホストコンピュータとオンラインで結ばれた物流センター。国内、海外の工場で生産された製品を一括して管理する中枢基地です。多種・多量に亘る製品の保管、仕分け、発送をスムーズに行うのは、ラックマスターやピックウェイ等の最新在庫管理システム。顧客からの事細かなオーダーであっても、リアルタイムでお応えできます。
物流センターのホスト・コンピューター
全国からのオーダーは、全てここに入力。また物流センターから随時、在庫状況が伝達され、物流管理がなされています。
自動倉庫
搬送モノレール
ピッキングエリア
梱包出荷